守谷市の放射線量はつくば市など周辺市町村に比べて高いですね。
私も2歳と4歳の子供を抱えて不安な日々を過ごしており、放射線測定器も購入しましたので、放射線量の考え方について自分なりにまとめてみます。
ちなみに私は完全に放射線に関しては素人で、ネットで調査した情報の寄せ集めからの考察なので、この考え方で合っているかどうか確信がありません。できればどなたかに教えていただきたいです。
※mSv=ミリシーベルト、μSv=マイクロシーベルト
1.自然放射線について
今回の原発事故うんぬんに関わらず、人間はそもそも年間2.4mSvの「自然放射線」を受けている。
ただし、2.4mSvというのは世界全体の平均で、日本全国の平均は1.4mSvとのこと。
国の基準では、屋外を100%(1日のうち8時間生活)とした場合、屋内は40%(1日のうち16時間生活)として考えるとのことなので、
年間1.4mSvを時間に換算すると、
・屋内(16h)40% :0.106μSv/h
・屋外(8h)100% :0.266μSv/h
となります。
つまり放射線測定器の数値が、屋内で0.106μSv/h、屋外で0.266μSv/h、までであれば原発事故発生に関係なく出てもおかしくはない、ということになります。
ただ、1.4mSvというのは日本全体の平均なので、茨城はどうか?
と調べてみたら、資源エネルギー庁「原子力2010」によると「1.02mSv」とのこと。
何年のデータかわからないが、2010というタイトルが付いた刊行物に掲載されているので2009年のデータか?
よって、年間1.02mSvで計算したほうが正確な値に近くなりそうなのでそれで計算すると、
・屋内(16h)40% :0.078μSv/h
・屋外(8h)100% :0.194μSv/h
という数値が、原発事故が起きても起きなくても放射線測定器で普段から出ていたと仮定できる数値となります。
ただし、1.02というのは食物からの被ばくも含まれているので実際はこれより下となる可能性が高いです。
2.人工放射線について
震災後、報道等で「20ミリシーベルトはおかしい、1ミリにすべきだ」などと言っている基準は「人工放射線」についてです。
wikipediaによると、
1.0mSVは、
「一般公衆が1年間にさらされてよい人工放射線の限度(ICRP勧告)」とのこと。
ICRP=国際放射線防護委員会
よって、茨城県では、
1.02mSvの自然放射線に加え、1.0mSvの人工放射線=合計2.02mSv
が1年間にさらされて良い限度ということになります。
それで時間に換算すると、
・屋内(16h)40% :0.154μSv/h
・屋外(8h)100% :0.384μSv/h
というのが現時点で放射線測定器で出ても良い上限値ということになります。
私の自宅のリビングなどでは、0.15〜0.2程度、庭では0.35〜0.4程度なので時によっては上限を越えている場合もあるようです。
ただし、屋外に8時間もいる日はほとんど無いので年間で見た場合は上限値に収まっていると判断しても良さそうではあります。
3.子供の被ばくについて
と、ここまでは「大人」であれば、周辺市町村より数値が高いとはいえ「であれば大丈夫かな?」と判断してもよさそうなことを書きました。
ここで大きな問題となるのが「子供」です。
これは調べた限りで数値にバラつきがありますが、
乳幼児における放射線の感受性は、
3倍〜5倍
という情報が多いです。
つまり上で挙げた全ての数値を3倍〜5倍にして考えなければなりません。
自宅のリビングで、0.15μSv/h ということは、乳幼児にとっては、0.45〜0.75μSv/h 受けている
自宅の庭で、0.35μSv/h ということは、乳幼児にとっては、1.05〜1.75μSv/h 受けている
年換算で、
3倍の場合、5.69mSv
5倍の場合、9.49mSv
という放射線量を乳幼児が受けているということになるのか?
高いほうの数値であれば、
3倍で、7.0mSv
5倍で、11.7mSv
受けているということになります。
こうなるとかなり高い数値ですね。
冒頭にも書きましたが、この考え方で合っているかどうか知りたいです。
最近カミさんが「家を売って、西のほうに引っ越す?」という発言をしましたが、この放射線量があと何年も続くのであれば、一番影響を受けるのは幼い子供たちなので、あながち家を売って引越しというのも非現実的な考えではないな、と思いました。
(幸い僕の実家は下関にあるので・・)
4.守谷市役所について
守谷市役所は年間20mSvを基準に安全かどうかを判断している。
つまり乳幼児にとっては、
年間60mSv〜100mSvまではOKと言っているのと同じでは?
(追記)
3倍〜5倍受けているという考えを上で書きましたが、上限について書きます。
上で書いた、
・屋内(16h)40% :0.154μSv/h
・屋外(8h)100% :0.384μSv/h
という「大人」の上限について、乳幼児に当てはめるなら1/3、1/5にしなければならないので、
・屋内(16h)40% :0.031〜0.051μSv/h
・屋外(8h)100% :0.077〜0.128μSv/h
が乳幼児における上限ということになります。
このような数値が上限であるなら、今の守谷市で出ている数値は上限をはるかにオーバーしていることになります。